甲子園の舞台で躍動!富岡東高校・吉田選手の感動ストーリー
富岡東高校の吉田倫太朗選手が甲子園の舞台で経験した感動と成長の物語。軟式野球を通じて得た仲間との絆と、今後の活躍に期待が高まる。

2025年6月4日、阪神甲子園球場で行われた「全国高校軟式野球選手権大会70回記念 春の軟式交流試合 in 甲子園」に、徳島県の富岡東高校3年生・吉田倫太朗選手(17)が出場しました。吉田選手は、この特別な舞台で得た経験を振り返り、仲間との絆や成長を語りました。
甲子園での特別な経験
吉田選手は、試合前日の5月4日に選手たちと集合し、打ち合わせや練習を行いました。夜のミーティングでは、翌日のスタメンや戦術が細かく話し合われました。吉田選手は普段は投手や内野手としてプレーしていますが、今回は外野手としての出場が決まりました。
試合での活躍
試合当日、吉田選手はベンチスタートでしたが、八回表に代打として出場。ベンチからの指示通り、外角高めの直球をたたきつけ、サードゴロを打ちました。一塁走者は二塁でアウトになりましたが、吉田選手自身は一塁に残りました。その後、次の打者の際に走塁を試みましたが、ファウルや死球で進塁は叶いませんでした。試合は3-0で勝利し、吉田選手は右翼の守備につきました。
甲子園への想い
吉田選手は、子どもの頃から野球が好きで、特に阪神タイガースのファンでした。甲子園はテレビで何度も見ていましたが、実際にグラウンドに立った瞬間、「身震いした」と語ります。家族や学校関係者20人が見守る中、ブラスバンドの応援も聞こえ、「この経験は初めてでうれしかった」と振り返りました。
今後の目標
吉田選手は、中高一貫の富岡東高校に進学し、軟式野球部に入部しました。県内の高校軟式野球部は富岡東と鳴門の2校のみで、徳島大会で勝てば四国大会に出場できます。吉田選手は、「交流試合で学んだ知識を仲間に伝えたい。チームとして戦わないと勝てないことを実感した」と意気込みを語りました。
甲子園という憧れの舞台で得た経験は、吉田選手にとって一生の思い出となりました。今後の活躍に期待が高まります。