糸満高校、14年ぶりの甲子園へ!初戦突破で沖縄尚学にリベンジを誓う
糸満高校が14年ぶりの甲子園出場を目指し、初戦を突破。2回戦では沖縄尚学にリベンジを誓う。

2025年6月15日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた第107回全国高校野球選手権沖縄大会1回戦で、糸満高校が日本ウェルネスを3―2で破り、14年ぶりの夏の甲子園出場に向けて初戦を突破しました。試合後、黄色いTシャツで染まった応援席に勝利の報告をするために走り出した選手たちは、喜びを爆発させました。
糸満高校は昨秋の公式戦で未来沖縄、1年生大会で沖縄尚学、新人中央大会ではエナジックスポーツと私立高校に敗れてきていました。しかし、「私学を倒す」と誓った糸満ナインは初回に2点を先制。追いつかれ両チームが踏ん張る中で8回2死からチャンスをつくり、二塁にランナーを置いて5番の仲間大登(2年)が直球をしぶとく中前に運ぶ決勝の適時打を放ちました。
仲間選手は「真っすぐに絞ってコンパクトに打てた。走者を還すことができてよかったです」と笑みを浮かべました。この日は父の日で、父の豊さんの影響で野球を始めた背番号7の仲間選手は「いつもサポートしてくれる。感謝の気持ちを伝えたい」と話しました。
2回戦では、今春の選抜に出場した沖縄尚学との対戦が控えています。4番で出場し、0―2で敗れたことを忘れていない仲間選手は「もう負けたくない。ここでリベンジがしたい」と意気込みを語りました。私立高校に連勝して甲子園という目標へ登っていく覚悟です。