DeNA・井上絢登、プロ初満塁弾で逆転勝利!再昇格即スタメンで大活躍
DeNAの井上絢登がプロ初の満塁弾を放ち、チームを逆転勝利に導いた。再昇格即スタメンでの大活躍に注目が集まる。

逆転満塁弾で勝利を掴む
2025年7月2日、横浜スタジアムで行われたセ・リーグDeNA対中日戦で、DeNAの井上絢登がプロ初の満塁弾を放ち、チームを逆転勝利に導いた。初回2死満塁の場面で、高橋宏の低めのスプリットを豪快にすくい上げ、右中間席へ舞い降りた打球は、0-1のピンチを一気に逆転する決勝打となった。
再昇格即スタメンでの大活躍
井上は今季初打席でこの大仕事を成し遂げた。前夜、三浦監督から直々に昇格とスタメン起用を告げられ、その期待に見事に応えた形だ。「先輩たちがつないでくれたチャンス。何とか点を取ろうと食らいついた。今日がラストチャンスくらいの気持ちだった」と語った。
プロ初アーチの記念
この満塁弾はプロ初アーチであり、球団では2019年の楠本以来6人目、日本人では4人目の快挙となった。試合後、井上はお立ち台で「ウチュー!」と叫び、チームメイトから祝福を受けた。彼の愛称「ケンティー」とは別に、先輩たちからは「ウチュー」と呼ばれている。その理由は「行動とか会話とかが天然で、宇宙人のようだから」という。
苦労を乗り越えて
井上は2023年ドラフト6位で四国・徳島からDeNAに入団。徳島時代は「月給が安くて、1日の食費は1000円」という苦しい生活を送っていたが、この舞台に立つために努力を重ねてきた。記念のボールは「苦しい時、サポートしてくれた両親に贈ります」と語った。
未来への期待
井上絢登の未来は、宇宙のように無限に広がっている。この日の活躍は、彼のプロ野球人生において大きな一歩となった。今後の活躍に期待がかかる。