横浜FMの喜田拓也、イエローカード覚悟のプレーでチームを鼓舞!「気持ちで負けない」姿勢が勝利に繋がる
横浜FMの主将・喜田拓也がイエローカード覚悟のプレーでチームを鼓舞し、勝利に導いた感動の一戦。

喜田拓也のリーダーシップが光った試合
2025年7月5日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われたJ1第23節、横浜FC対横浜F・マリノスの試合で、横浜FMの主将・喜田拓也がチームを鼓舞する姿が印象的でした。
イエローカード覚悟のプレー
67分、喜田は横浜FCの新保海鈴にドリブルで交わされ、足を引っかけて止めてしまいました。このプレーで笠原寛貴主審からイエローカードを提示された喜田は、守備位置に戻りながら、チーム全員に向けて大きなジェスチャーを交えて何度も手を叩きました。
チームへのメッセージ
試合後、喜田は次のように語りました。
「試合を通して、やり方の云々はあるけど、気持ちで負けるなってみんなと共有していた。あの時間は出足が遅かったり、ふわっとしているのを感じていたので、自分が示さないといけないと思った。もちろんカードはないほうがいいし、あと1枚ってことも知っていたけど、それで恐れていかないっていう選択肢はなかった。逆に、みんなに火をつけるじゃないけど、奮い立たせたかった。きつい時間帯だったし、暑さもあった。みんな頭が働き切らないこともあったと思うけど、ひとつ踏ん張って、勝ちに繋げないといけない。そこは心を鬼にして、火をつけたかった」
勝利の瞬間
横浜FMは78分、渡辺皓太がボックス内で倒されて獲得したPKを、アンデルソン・ロペスが決めて1-0で勝利しました。横浜ダービーでの勝因には、後半に横浜FCの運動量が落ちたことなども考えられますが、喜田の行動がチーム全体に与えた影響も小さくありませんでした。
頼りになる主将
この試合を通じて、喜田拓也のリーダーシップとチームへの貢献が改めて確認されました。彼の「気持ちで負けない」姿勢が、チームを勝利に導いたのです。