【七夕賞・先手必勝】コスモフリーゲンの大舞台!柴田大知騎手も期待「この馬なら…」
2025年7月13日、福島競馬場で開催されるGⅢ七夕賞。コスモフリーゲンが主役を張り、柴田大知騎手もその実力に期待を寄せています。

七夕賞の注目馬・コスモフリーゲン
2025年7月13日(日曜)、福島競馬場で開催されるGⅢ七夕賞(芝2000メートル)は、夏の福島開催を象徴する名物重賞です。今年の注目馬は、遅れてきたスクリーンヒーロー産駒の大物・コスモフリーゲンです。
コスモフリーゲンの実力
コスモフリーゲンは、5歳にしてキャリア8戦とまだまだ伸びしろがあります。2走前のスピカSでは、次走でGⅢ福島牝馬Sを勝つアドマイヤマツリに0秒1差まで迫る好走を見せました。前走のサンシャインSでは、2分10秒4という好タイムをマークし、2004年9月のGⅡセントライト記念でコスモバルクが記録したレコードに0秒3差まで迫るなど、その実力は十分に認められています。
柴田大知騎手の期待
コスモフリーゲンの主戦騎手である柴田大知は、この馬に大きな期待を寄せています。「ここのところ、内容がいい。強い相手と戦ってきて、力をつけてきているんだと思います。楽しみですね。久々にワクワクする、“この馬なら…!”と思わせてくれる馬です」と語っています。
順調な調子
長期休養明けを2度挟み、5歳馬にしてキャリア10戦に満たないコスモフリーゲンは、まだまだフレッシュです。体質に弱さを抱えていたものの、この中間、十分に乗り込まれているのも強調材料です。1週前には柴田大知が乗って一杯に追い、南ウッド6ハロン自己ベストとなる80.8秒をマークしています。「これだけ乗り込めたら問題ないと思います。息遣いがいいですし、暑いけどカイ食いが落ちないのもいいですね。今回は折り合いもいい。思い描いた通りに来ています」と順調ぶりをアピールしました。
今後の展望
柴田大知は、2020年のGⅢターコイズS(スマイルカナ)以来、4年7か月ぶりの重賞Vに意欲を見せています。今年の七夕賞は、コスモフリーゲンが主役を張る大舞台となるでしょう。