【バレーボール】福岡女学院高 佐々木美紗惠の成長物語:セッターとの絆とインターハイへの挑戦
福岡女学院高の佐々木美紗惠が3年目につかんだレギュラーの座と、セッター萩原千尋との絆を紹介。インターハイでの日本一を目指す彼女の成長物語。

福岡女学院高の挑戦
2025年8月5日から岡山県で開催される「令和7年度全国高等学校総合体育大会」(インターハイ)の女子バレーボール競技に、福岡女学院高が出場します。同校は今年度、全九州総合選手権と全九州高校体育大会の“九州二冠”を獲得し、日本一を目指して岡山に乗り込みます。
佐々木美紗惠の成長
福岡女学院高の主力選手である佐々木美紗惠は、3年生にしてついにレギュラーの座を掴みました。中学時代は身長を生かしたブロックでチームに貢献しましたが、高校では技術不足から出場機会が少なく、悔しい思いをしてきました。しかし、彼女は諦めずに練習に励み、3年生になって念願のスタメン入りを果たしました。
セッターとの絆
佐々木の成長を支えてきたのは、中学時代からのセッター、萩原千尋です。佐々木は萩原のトスについて、「千尋のトスがいいんですよ。私はそれが打てるだけでうれしい。もう最高なんです。私が打ちやすいところに上げてくれますし、高校3年目の今は『決めて!!』という思いがトスから感じられます。だからこそ決めきれなかったら、とても悔しいです」と語り、二人の絆の深さを感じさせます。
インターハイへの意気込み
佐々木は今シーズン、攻撃面でも成長を遂げ、3mに達する到達点から鋭いクイックを放つことができます。彼女の活躍が、福岡女学院高のインターハイでの日本一達成に大きく寄与することでしょう。
チームの目標
福岡女学院高は、3年前の中学時代に全国大会ベスト4の実績を持つメンバーが主力となり、今年はまさに“勝負の年”です。インターハイでの日本一を目指し、チーム一丸となって挑みます。