静岡ブルーレヴズの新戦略:ラグビー界の改革とホストスタジアムの重要性
静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長が語る、ラグビー界の改革とホストスタジアムの重要性。新たな戦略と組織体制の変更について詳しく解説。

静岡ブルーレヴズの新たな挑戦
静岡ブルーレヴズは、日本ラグビー界初のプロクラブとしてスタートを切り、今シーズンも新たな戦略を打ち出しています。山谷拓志社長は、昨季の反省を踏まえ、集客の改善策やホストスタジアムの重要性について語りました。
スポンサー営業の現状
スポンサー営業はシーズン中盤以降にピークを迎え、次シーズンの下地となる話を進めています。現時点では、ほとんどのスポンサーに継続していただくことになっています。ジャージーに掲載するスポンサーの商談は、8月から9月までがリミットです。
組織体制の変更
昨季の課題は集客に尽きます。平均観客動員数はリーグ全体でマイナス20%でしたが、静岡ブルーレヴズはほぼ横ばい(マイナス1%程度)にとどめることができました。7月から組織体制を変更し、集客や試合運営にかかわる部署に集約しました。
ホストスタジアムの重要性
ラグビー界では、練習拠点や母体企業の工場や拠点のある場所=ホストエリアという認識がまだ残っています。しかし、試合をするスタジアムがある場所が自分たちの本拠地であり、ホームタウンであるべきです。この発想の転換ができていないことが、集客において致命的だと考えています。
今後の展望
新たなスタジアムの確保については、色々もがいていこうと思っています。ホストエリアの中で試合ができるに越したことはないですが、ホストエリアそのものを変えることも考えなければいけないでしょう。
結論
静岡ブルーレヴズは、ラグビー界の改革に積極的に取り組んでいます。新たな戦略と組織体制の変更を通じて、より多くのファンを魅了し、ラグビー界の活性化を目指しています。