2025年Jリーグ前半戦収容率ランキング:ジュビロ磐田の安定した集客力に注目
2025年Jリーグ前半戦の収容率ランキングを紹介。ジュビロ磐田はJ2降格後も安定した収容率を記録し、ヤマハスタジアムの適度な規模が集客に貢献。


2025年の明治安田Jリーグ前半戦が終了し、各クラブは後半戦に向けて準備を進めています。スタジアムでは多くの観客が訪れ、特に収容率が高いクラブが存在します。今回は、J1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算し、ランキング形式で紹介します。
13位:ジュビロ磐田
- 本拠地: ヤマハスタジアム
- 収容可能人数: 15,165人
- 平均入場者数: 10,456人
- 収容率: 68.9%
2024シーズンのJ1リーグと比べると集客力はやや低下しましたが、ジュビロ磐田はJ2でも安定した収容率を記録しています。2025シーズン前半戦の収容率ランキングでは13位となり、ホームゲームでの収容率「68.9%」はJ2の20クラブ中5番目の多さです。
ヤマハスタジアムの収容可能人数は「15,165人」と、J1基準の15,000人とほぼ同数です。決して大きいスタジアムではありませんが、それが逆に安定した収容率に繋がっています。
今季前半戦の平均入場者数は「10,456人」で、J1時代の昨季が12,275人だったので、J2降格による集客減の影響は受けています。それでも68.9%という収容率を記録できたのは、ヤマスタのキャパシティが“丁度良かった”からです。
今季の成績が決して悪くないのも集客面ではプラスです。現在はJ2で6位につけており、首位・水戸ホーリーホックとは勝ち点「7」差です。J1自動昇格を諦めるにはまだ早い距離感で、サポーターも現地でチームに直接力を送りたくなるシチュエーションにあります。
今季からチームを指揮するジョン・ハッチンソン監督が攻撃的なスタイルを浸透させたこともプラス要素です。磐田はJ2で3位タイの31得点を挙げており、ゴールの多い魅力的な試合で観客を惹きつけています。
今後も、ヤマハではRB大宮アルディージャ戦(9月27日/第31節)や徳島ヴォルティス戦(10月18日/第33節)、V・ファーレン長崎戦(11月2日/第35節)といった昇格争いのライバルたちとの決戦を控えています。
スタンドの空席率が低くサポーターの圧力を感じやすいヤマスタは、アウェイチームにとってまさに“鬼門”です。磐田とすれば、さらなる収容率アップでヤマスタを要塞にしていきたいところです。