坂本慎太郎の力投で関東第一が勝利!全国高校野球選手権東東京大会4回戦進出
関東第一の坂本慎太郎が1失点完投でチームを4回戦に導く。4安打1本塁打の活躍で勝利を掴む。

坂本慎太郎の圧倒的なパフォーマンス
関東第一のエース、坂本慎太郎が全国高校野球選手権東東京大会3回戦で見事な1失点完投を達成し、チームを4回戦進出に導きました。坂本はこの試合で4安打1本塁打と攻守にわたって大活躍。特に9回表のピンチを三振で切り抜けたシーンは、昨夏の甲子園でも先発登板した彼の強心臓ぶりを再確認させるものでした。
序盤から変化球で主導権を握る
坂本は序盤から変化球を主体としたテンポの良い投球で、相手打線を翻弄しました。9回表のピンチでは、2死一、二塁という緊張感のある場面で、11個目の三振を奪い試合を締めくくりました。試合後、坂本は「9回が一番楽しかった」とコメントし、自身の投球に満足の意を示しました。
攻撃でも存在感を発揮
攻撃面でも坂本はチームの起点となりました。3回裏の無死一、二塁のチャンスでは意表を突くセーフティーバントで悪送球を誘い、先制点を挙げました。6回には自らの安打で出塁し、監督のサインに応えて二盗に成功。直後に4番打者の適時打で生還し、勝ち越しのホームを踏みました。7回には初球を引っ張ってソロ本塁打を放ち、その大車輪の活躍に監督も「あれが彼の中での普通」と絶賛しました。
昨夏の甲子園準優勝からの挑戦
昨夏の甲子園で準優勝した関東第一は、今大会をノーシードで臨んでいます。主力選手の越後駿祐や坂本慎太郎が残る中、選抜大会出場を逃した悔しさを胸に、夏の大会での連覇を目指しています。米沢監督は、夏の舞台を一番の成長の機会と捉え、チームを強化してきました。坂本の活躍が続けば、連覇への道が見えてくるでしょう。