孫興慜が10年のトッテナム在籍に幕 伝説的キャプテンが新たな挑戦へ 移籍先はMLSか?
トッテナム・ホットスパーのレジェンド、孫興慜が10年の在籍を経て今夏の退団を発表。公式戦450試合以上出場、173得点の記録を残し、欧州リーグ制覇に貢献したキャプテンが新天地を模索。MLS移籍の可能性にも言及。

10年の軌跡と決断
2025年8月2日、ソウルで行われた記者会見で孫興慜(33)は衝撃的な決断を公表。北ロンドンに根を下ろしてから10シーズン、公式戦450試合出場・173得点という輝かしい記録を残したトッテナム・ホットスパーからの退団を正式表明した。
栄光と苦闘の歴史
- 2015年移籍: レバークーゼンから23歳で加入
- キャプテンとしての功績: 2025年欧州リーグ優勝で41年ぶりの欧州タイトル獲得
- シーズン成績: 2024-25シーズンは足の負傷に苦しみながらも8ゴール5アシスト
移籍の背景
「23歳の子どもから33歳の男へ」と自らを表現した孫は、新たな刺激を求める決断理由を説明。MLS移籍説が浮上する中、具体的な移籍先には触れず「挑戦し続けることがサッカー選手の使命」とコメント。
数字で見る功績
項目 | 記録 |
---|---|
プレミア通算得点 | 114得点(アジア人最多) |
CL出場 | 67試合28得点 |
キャプテン在任期間 | 2023-2025(2シーズン) |
ファンへのメッセージ
「この街で大人になり、家族同然の絆を築けた。スタジアムの歓声は生涯の宝物」と涙ながらに語り、3日のニューカッスル戦ではラストマッチとなる可能性が高まった。
トーマス・フランク新監督は「クラブ史上最高の外国人選手の一人。彼の背中を見て次世代が育つ」と功績を称賛した。