2025年の夏の甲子園では、沖縄尚学が優勝候補として大きな注目を集めています。今春の選抜甲子園では、優勝した横浜に1点差まで迫るなど、その地力の高さを示しました。

沖縄尚学の戦績

昨秋の沖縄県大会と九州大会では連続優勝を果たし、今春の選抜甲子園では初戦で青森山田を撃破。次戦で横浜に敗れたものの、7対8の大熱戦を演じました。今夏の沖縄県大会では、準決勝で興南に3対1、決勝戦でエナジックに9対1と実力校を破り、春夏連続で甲子園出場を決めました。

ピッチング陣の活躍

最速150キロの左腕・末吉良丞は、春より制球力が安定し、今夏の沖縄県大会では4試合（29回）を投げて、40奪三振、わずか1失点と無双状態です。右のエース・新垣有絃も最速145キロの直球に多彩な変化球を操り、地方大会でも好投を見せました。

打線の強さ

打線も、高校日本代表候補に選出された真喜志拓斗や4番に座る安谷屋春空など、強打者が揃っています。

今大会の初戦

今大会の初戦では、金足農と対戦。緊迫の投手戦となりましたが、エース・末吉が9回3安打14奪三振の快投を披露し、1-0の接戦をものにし、2回戦進出を決めています。

沖縄尚学は、その実力とチームワークで今大会の優勝を目指します。今後の試合にも期待がかかります。