ステレンボッシュ、函館ダートで最終リハーサル

昨年の桜花賞以来の勝利を目指すステレンボッシュは、函館ダートで最終リハーサルを行い、新コンビの池添騎手を背に軽快な脚取りで僚馬を抜き去り、状態の良さをアピールしました。昨年は3歳牝馬路線を引っ張る活躍を見せましたが、今年は2戦連続着外の成績。もう負けられない状況です。北の大地で輝きを取り戻すことを目指しています。

池添騎手、手応えを語る

初めてステレンボッシュにまたがった池添騎手は、「前の馬と離していきましたが、離れてからも自分からハミを取っていましたし、4コーナーで並んでいった時もいい形で走れていました」と好感触を口にしました。また、「牝馬なのであとはメンタルの問題だけ。ただ、牝馬の3冠路線を戦った馬。力はあると思うので」と復活への重要ポイントを挙げました。

調整と移動計画

昨年の秋から状態が良くなっていると担当の田村助手が語るステレンボッシュ。今回は長距離輸送の影響を考慮し、木曜に札幌へ移動して調整を行う予定です。池添騎手も「何とかここでいい結果を出して、秋に向かっていければ。まずは結果を求めて乗りたいと思います」と力を込めました。

目指すは1年4カ月ぶりの白星

まだ終わっていないことを示すには勝つことが一番。ステレンボッシュが目指すのは1年4カ月ぶりの白星です。札幌記念での復活が期待されます。