【福岡ソフトバンク】連敗中の光明!山川穂高2試合連続HRでチームに希望 最下位ロッテ戦敗戦もベンチが熱狂した瞬間
福岡ソフトバンクが最下位ロッテに敗れるも、山川穂高選手の2試合連続本塁打がチームに新たな可能性を示唆。107試合目でついに開花した4番打者の覚醒が、今後の逆転劇への期待を高める。

試合の流れと敗因分析
2025年8月16日、みずほペイペイドームで行われたロッテ戦で、福岡ソフトバンクホークスは2-7で完敗。先発投手・有原航平が4回7失点(自責3)と早期崩壊し、5月以来となる黒星を喫した。打線はロッテ・小島和也投手に8回10三振を奪われるなど完全に封じられ、ソロ本塁打2発のみに終わった。
山川穂高の劇的復活
7回表、7点ビハインドの状況で放たれた山川穂高内野手(33)の左中間テラス席直撃19号ソロが最大の見どころに。シーズン107試合目で初めて記録した2試合連続本塁打は、2018年西武時代の黄金期以来の快挙。ベンチスタッフからは「ついに歯車が噛み合った」との安堵の声が漏れた。
打撃データ詳細
- 今季4度目の猛打賞(4月11日以来)
- 対左投手打率.312(リーグ3位)
- 得点圏OPS.891(チームトップ)
チームに広がる明るい兆し
60年ぶり記録更新中の本拠地連勝記録が「13」でストップしたものの、打撃コーチの田上秀則氏は「山川選手の打撃フォーム改良が実を結んだ。この調子なら30本塁打も視野に」と期待を寄せる。チーム打率.267(リーグ2位)を維持する中、4番打者の覚醒が勝率向上のカギとなりそうだ。
今後の展望と課題
17日のカード最終戦ではヘクター・モイネロが先発予定。投手陣の防御率3.89(リーグ4位)改善が急務だが、監督の藤本博史は「山川の活躍が若手選手の刺激になっている」とポジティブな影響を強調。9月のクライマックスシリーズを見据えた戦略的起用が注目される。
「ここからが真価の見せどころ。数字よりチーム勝利に貢献できる打撃を」 ―山川穂高選手のコメントから