國學院栃木高校ラグビー部の挑戦:主体性で花園優勝を目指す
國學院栃木高校ラグビー部が主体性を重視し、花園での初優勝を目指す取り組みを紹介。

國學院栃木高校ラグビー部の挑戦
國學院栃木高校ラグビー部は、栃木県南部に位置する栃木市にある強豪校です。25年連続で花園に出場し、全国屈指の実力を誇っています。38年前に愛好会としてスタートしたこのチームは、現在では108人の部員を抱えるまでに成長しました。
吉岡肇監督の指導方針
吉岡肇監督は、部員たちに「主体性」を重視した指導を行っています。有名選手を勧誘しない方針を貫き、部員たちが自ら選んだ競技とチームで力を発揮できる環境を整えています。
名物トレーニング
國學院栃木高校ラグビー部には、伝統の名物トレーニングがあります。全体練習が終わった後に行われる「タイヤ押し」と「綱登り」は、部員たちの体力と精神力を鍛え上げる重要なメニューです。
失敗の共有と連帯感
練習中、ミスをした部員はその責任を自覚し、仲間との連帯感を深めます。福田恒輝コーチは、ミスを共有することでチームの結束力を高める指導を行っています。
全国7人制大会での優勝
2025年夏の全国7人制大会で、國學院栃木高校は1.5人分のハードワークと粘りのディフェンスで優勝を果たしました。創部38年目にして初の日本一を手にしたのです。
冬の花園に向けて
冬の花園での悲願の日本一を目指し、國學院栃木高校ラグビー部は日々の練習に励んでいます。吉岡航太郎ヘッドコーチは、精神的な強さが勝利を掴む鍵だと語っています。
國學院栃木高校ラグビー部の挑戦は、主体性を重視した指導と部員たちの努力が結実したものです。花園での初優勝を目指し、彼らは今日もグラウンドで汗を流しています。