卓球アジアカップ:早田・張本ら日本勢が活躍、平野は敗退
第 34 回 ITTF-ATTU アジアカップで、早田ひな、張本美和ら日本勢が好成績を収めましたが、平野美宇は敗退しました。




第 34 回 ITTF-ATTU アジアカップ 2025 結果速報
2 月 21 日、女子シングルスのグループリーグ各試合が行われ、日本女子は早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)、大藤沙月(ミキハウス)、伊藤美誠(スターツ)の 4 選手が決勝トーナメント進出。2 敗を喫した平野美宇(木下グループ)はグループリーグ敗退となった。
日本勢の活躍
4 名ずつの総当たり戦で各リーグ上位 2 選手(計 16 選手)が決勝トーナメントに進出できる今大会。日本女子のエース早田は初戦でタイ選手を相手にゲームカウント 1-2 と追い込まれるが逆転勝利。しかし第 2 戦は鄭怡静(台湾)にフルゲームで敗れ、2 勝 1 敗の 2 位で決勝トーナメント進出となった。
16 歳の張本美和は日本女子唯一の全勝での 1 位通過。第 2 戦ではパリ五輪女子シングルス 4 位、強豪韓国のエースをスピーディーな両ハンドで退けた。
伊藤美誠は中国の次世代エース候補を相手に鋭いフォアスマッシュと巧みなカットブロックで肉薄するもフルゲームの末に敗退。しかし 2 位でグループリーグは突破した。同じく大藤沙月も元世界ジュニア女王の中国選手と接戦を繰り広げたがあと一歩及ばず。残り 2 試合は危なげなくストレート勝利をおさめて、決勝トーナメントに進んだ。
平野美宇の敗退
一方、グループリーグ敗退となったのは平野美宇。初戦はストレートでの完勝だったが、第 2 戦は世界 3 位の中国選手に競り負け、最終戦では韓国の有望株に 2-3 で惜敗。1 勝 2 敗の 3 位となり決勝トーナメント進出はならなかった。
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