DeNA バウアー復帰登板で「癇癪玉」爆発!ブチギレ&奇行健在
DeNA のバウアーが復帰登板で「癇癪玉」を爆発させ、ブチギレと奇行を披露。オープン戦初登板で 3 回 5 安打 2 失点(自責 0)の好投を見せた。

DeNA バウアー復帰登板で「癇癪玉」爆発!ブチギレ&奇行健在
さっそく、本領の発揮である。2 年ぶりに DeNA に復帰したバウアー(34)が、オープン戦初登板となった 9 日のオリックス戦で 3 回 5 安打 2 失点(自責 0)。先月末に来日し、春季キャンプ不参加ながら、MAX151 キロをマークしたが、本領発揮はピッチングではない。
二回 2 死三塁のピンチで球審から下されたボーク判定に激怒。何度も両手を広げ「Why?」と不満をあらわにし、強い口調とアクションで抗議した。確かに、何が問題なのか分かりにくい判定だったが、本人が「1 分くらいイライラした」と言うように、次打者にはあえて大げさに動きを止めて投げるなど、嫌みたっぷりの行動で周囲を苦笑いさせたのだ。
米インディアンス時代に、交代を告げようと監督がベンチを出るや、あろうことかマウンドからバックスクリーンへ持っていたボールを大遠投、3 日後にレッズへトレードされたのは有名な話である。2023 年の DeNA 前回在籍時も、いろいろあった。投手交代時にマウンドを蹴り上げたかと思えば、味方の拙守に激高して放送禁止用語を連発。おまえらの守備は信用できないとばかりに投ゴロをグラブに収めると自ら一塁へ猛ダッシュし、そのまま一塁側スタンドにボールを放り込むや、何やらわめき散らしてベンチ裏に下がったり……。突然、爆発する癇癪に、ナインはビクビクしていたものだ。
「なぜ、ボークの指摘を受けたのか、まだしっくりきていない。しっかり確認したいと思います」
試合後、落ち着きを取り戻したバウアーは丁寧な口調でそう話したが、サイ・ヤング賞投手の復帰とともに、首脳陣が登板のたびに肝を冷やす日々も戻ってきた。
ところで DeNA といえば、昨季 CS 突破を決めた夜、石井琢朗コーチは三浦監督との《関係悪化説》を払拭すべく、「ピエロを演じた」そうだ。いったいどういうことか。あの日の夜に何が起きていたのか。そもそもの《関係悪化説》とは。