【F1】シューマッハ氏、初孫誕生祝いの極秘渡航に世界が注目
F1 界のレジェンド シューマッハ氏が初孫誕生のための極秘渡航に世界が注目

シューマッハ氏(2004 年、ロイター)
F1 界のレジェンドで 2013 年 12 月の事故以来、療養を続けているミハエル・シューマッハ氏(56)が、初孫の誕生に合わせて長距離の極秘渡航を行っていたことが明らかになりました。シューマッハ氏はスキー中の事故で重度の頭部外傷を負い、ヘリコプターで搬送されて緊急手術を受けました。その後は医療的な観点から人工的な昏睡状態に置かれるなどの措置を経て、2 度の脳手術を受けて現在も自宅で治療が続けられています。
昨年、母国のドイツ紙「ビルト」が娘ジーナさんの結婚式に出席した可能性があることを伝え、13 日決勝のバーレーン・グランプリ(GP)前には、チャリティー出品のためのヘルメットに妻コリーナさんの協力を得て自らの手でサインに成功したことも脚光を浴びました。
3 月末にシューマッハ氏が長距離渡航を行いました。ドイツ紙「ビルト」が報じた内容をもとに、英紙「デーリー・メール」などがその様子を伝えています。同紙は「ミハエル・シューマッハが先月、初孫の誕生を祝うためにマジョルカ島(スペイン)からスイスへ飛んだとみられる」と報道しています。「シューマッハは回復、療養を続けるためにスペインの別荘に移ったと考えられています。しかし、娘の出産に立ち会うために珍しくレマン湖畔の自宅に戻ったという。娘のジーナさんと夫のイアン・ベスキーさんが 3 月 29 日に、娘ミリーちゃんを迎える特別な家族行事に出席するために、ヘリコプターで移動したという」と初孫の誕生に立ち会うために、国をまたいだ長距離の移動を行ったということです。
近況が謎に包まれているシューマッハ氏の〝極秘渡航〟は世界中から注目の的になっており、ブラジルメディア「ミックスベール」は「ミリーに会うための今回の旅は、10 年以上もの間、世間から隔離された生活を送りながらも、スポーツ界の中心人物であり続けるチャンピオンの私生活を垣間見る貴重な機会として、大きな注目を集めている」と指摘しています。
最近になって近況が続けて漏れ伝わってきているシューマッハ氏。これは回復の兆しなのでしょうか。