【リーグワン】東京SG準々決勝敗退、コルビの悔しさと来季への決意
東京SGがリーグワンプレーオフ準々決勝で東京ベイに敗れ、コルビ選手が悔しさを語り、来季の残留意向を示しました。

東京SGの準々決勝敗退
2025年5月18日、大阪・花園ラグビー場で行われたNTTジャパンラグビーリーグワン1部プレーオフ準々決勝で、東京SGは東京ベイに15―20で敗れ、準々決勝敗退となりました。
試合の流れ
前半は両チームとも堅いディフェンスを見せ、一度もトライラインを割らせませんでした。東京SGは0―3で後半を迎え、5分目にFB松島幸太朗(32)のキックで前進し、WTBチェスリン・コルビ(31)が走り込んでトライを決めました。しかし、直後にトライを許し、5―10で迎えた13分目、右ラインアウトからサインプレーで相手の虚を突いてFLサム・ケイン(33)が逆転トライを決めました。その後、トライとペナルティーゴール(PG)を1本ずつ決められ、僅差で敗れました。
コルビの悔しさ
この日、キッカーを務めたコルビは、コンバージョン2本、PG3本のうち成功したのはコンバージョンとPG1本ずつでした。小野晃征ヘッドコーチ(38)から「何でもできる選手なので」と任されましたが、結果は振るいませんでした。コルビは「(キッカーは)嫌いじゃないけど、今日あんまり入らなかったのは悔しい」と話しました。
来季への決意
W杯連覇の経験を持つ南アフリカ代表WTBのコルビは、東京SG加入2季目を終え、「一貫性が足りなかった。アップダウンの激しいシーズンだった」と振り返りました。来季以降については「来年もいます。できるだけ長く残りたい」と東京SG残留の意向を示しました。