卓球世界選手権:戸上隼輔と篠塚大登の64年ぶりの金メダル勝利
戸上隼輔と篠塚大登が卓球世界選手権で64年ぶりの金メダルを獲得。二人の信頼とメンタルの強さが勝利の鍵に。

戸上隼輔と篠塚大登の金メダル勝利
2025年5月26日、卓球の世界選手権個人戦がカタール・ドーハで閉幕し、日本代表の戸上隼輔と篠塚大登が男子ダブルスで金メダルを獲得しました。これは1961年北京大会以来、64年ぶりの快挙です。二人は千葉・成田市内で会見を開き、勝利の喜びを語りました。
勝利の瞬間
戸上は「素直にうれしいのと、まだ優勝した感覚がないという半々な気持ちです」と述べ、篠塚も「メダル宣言をしていましたが、本当に取れるとは思わなかった。夢のようです」と喜びを表しました。
試合のハイライト
決勝では中国ペアを連破し、世界ランク1位のフランスも撃破。台湾ペアとのフルセットの激戦を3-2で制し、成長した姿を世界に強烈にアピールしました。戸上は「64年ぶりの舞台でプレッシャーを感じたが、篠塚選手は臆することなく攻めていくメンタルの強さがあった」と話し、篠塚も「戸上選手はチャンスを必ず決めてくれる安心感があった」と信頼感を示しました。
今後の目標
この勝利は2028年ロサンゼルス五輪に向けた自信につながりました。戸上は「次は五輪の金メダルを目指して頑張りたい」と改めて誓いました。