ズべレフ、フリッツに5連敗で芝初Vならず「もううんざり」<ボス・オープン男子テニス>
ズべレフがフリッツにストレートで敗れ、芝コート初優勝を逃す。フリッツは約1年ぶりのツアータイトルを獲得。

男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は15日、シングルス決勝が行われ、第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)は第2シードのT・フリッツ(アメリカ)に3-6, 6-7 (0-7)のストレートで敗れ、芝コートで初のツアータイトル獲得とはならず準優勝となった。
試合の流れ
- 第1セット: ズべレフは第8ゲームでブレークを奪われ、先行を許す。
- 第2セット: 第3ゲーム途中に雨天による中断があったが、再開後も両者ともに集中力を切らさずキープを続け、勝負はタイブレークにもつれ込んだ。しかし、このタイブレークでズべレフはポイントを奪うことができず、1時間25分で敗れた。
試合後のコメント
ズべレフはオンコートインタビューで「テイラー(フリッツ)、もう本当にうんざりだよ。2、3年くらい君の顔は見たくないね。ドイツにも来ないでくれると助かるよ」と冗談混じりに語った。
フリッツの勝利
一方、勝利したフリッツは昨年6月のロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)以来、ツアー大会で約1年ぶり9度目のタイトルを獲得した。
対戦成績
これでフリッツとの対戦成績は5勝8敗となり、直近の対戦では5連敗となったズべレフ。今後の対戦が楽しみだ。