【逆転劇】中楠一期がシンビン越えの決勝トライ!エディー改革が生んだ新星の衝撃デビュー
エディー・ジョーンズ体制下の日本代表がウェールズに12年ぶり逆転勝利。シンビンからの復活劇で初キャップの中楠一期が決勝トライを決め、新時代の幕開けを告げた。

歴史的逆転を呼んだ新戦力の覚醒
「超速ラグビー」が生んだ奇跡の10分間
後半19分、スコア9-17の絶体絶命の状況で投入されたFB中楠一期(BR東京)。マルチプレイヤーとしての嗅覚を光らせ、左サイドから鋭いライン突破。李承信からの絶妙パスを受けた瞬間、北九州スタジアムに歓声が炸裂した。
逆境を力に変えたデビュー戦
- 3歳で始めたラグビー人生が花開いた瞬間
- 前半20分のシンビン(イエローカード)で味方に7点献上
- 「キャリア終了か」という重圧を跳ね除ける復活劇
- 174cmの小柄な体で見せたタックル突破率100%
エディーHCの戦略的采配
「中楠の動体視力と判断速度は特別だ」と指揮官が絶賛。慶大時代から培ったSOとしてのゲームメイク能力が、FBポジションで新たな次元を開いた。
データが語る逆転劇
項目 | 数値 |
---|---|
ポゼッション率 | 62% |
ゲインライン突破 | 17回 |
タックル成功率 | 89% |
反則数 | 9回(前半5回/後半4回) |
次戦神戸への布石
「ローマは一日にしてならず」を座右の銘とする中楠は、試合後「あくまで通過点」と冷静分析。12日の再戦で真価が問われる。