バドミントン女子ダブルス「シダマツ」ペア解消、新たな挑戦へ
バドミントン女子ダブルスの「シダマツ」ペアが解消、志田千陽は五十嵐有紗と新たなダブルスを結成。

バドミントン女子ダブルスの新たな挑戦
2025年7月8日、バドミントン女子ダブルスでパリ五輪銅メダルを獲得した志田千陽と松山奈未のペア「シダマツ」が、8月にパリで開催される世界選手権を最後にペアを解消することを発表しました。
ペア解消の背景
両選手は所属先のYouTubeで経緯を説明。五輪後にモチベーションの差が生まれてきたといい、今年に入ってスタッフを含めて話し合いを重ねた結果、4月に入って解消を決めました。
志田千陽の新たなパートナー
志田千陽は、9月から混合ダブルスで東京、パリ2大会連続銅メダルの五十嵐有紗と女子ダブルスを組む予定です。
松山奈未の今後
松山奈未は「近々、ご報告できると思う」と話すにとどめました。
二人の軌跡
秋田県出身の志田と、北九州市出身の松山はともに高校生だった14年に初めてコンビを組み、15年の世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得。志田が青森山田高卒業後に再春館製薬所に入ると、1学年下の松山も福岡・九州国際大付高卒業後、後を追いました。全英オープンなどビッグタイトルを手にし、パリ五輪後は全日本総合選手権を初制覇しました。
二人のメッセージ
志田は「松山とペアを解消するのは寂しさもあるけど、それ以上に感謝の気持ちがすごく大きい」と語りました。松山は「国内最後の大会が(7月の)ジャパン・オープンとなりますので、シダマツの試合をたくさんの方に見てもらいたいし、自分たちもコートの上で感謝の気持ちを表現したい」と話しました。