阪神が再獲得を目指す元助っ人ドリス、四国IL高知での活躍と未来
阪神が元助っ人ドリスの再獲得を目指し、四国IL高知での活躍と今後の可能性について詳しく解説。

阪神タイガースが、かつての助っ人投手ラファエル・ドリス(37)の再獲得に向けて動いていることが明らかになりました。ドリスは2016年から4年間阪神に在籍し、球団外国人最多となる96セーブを記録しました。現在は四国IL高知でプレーしており、今季も好調を維持しています。
ドリスの阪神時代の活躍
ドリスは2016年から2019年まで阪神に在籍し、2017年には37セーブでタイトルを獲得しました。4年間で96セーブと28ホールドを記録し、球団の重要なリリーフ投手として活躍しました。特に2017年には当時の球団最速となる161キロを計測し、そのフォークボールは今も健在です。
四国IL高知でのプレー
2024年から四国IL高知に所属しているドリスは、昨季21試合36回を投げ、1勝3敗5セーブ1ホールドで防御率2.50を記録しました。今季も15試合登板で1勝1敗1セーブ2ホールド、防御率1.20と好調を維持しています。15イニングで16奪三振、四死球3と安定感も際立っています。
阪神の補強戦略
阪神は現在、リーグ首位を独走中ですが、救援右腕の補強を検討しています。特に、四国IL高知出身の石井、湯浅に続く投手を探している最中です。ドリスは昨オフから獲得調査が続いており、今季の活躍が再獲得の決め手となりそうです。
ドリスの未来
ドリスは5月27日の阪神2軍との交流試合で登板し、1イニングを完全投球しました。試合後には「NPBに戻ることも1つのアイデア。かなわなかったとしても日本でプレーしていきたい」と日本愛を強調していました。阪神との再契約が実現すれば、球団の救援陣がさらに強化されることでしょう。
阪神のブルペン陣は既に強力ですが、ドリスの加入により、その層がさらに厚くなること期待されています。勝負の夏場、終盤戦に向けて、ドリスの活躍が鍵を握るかもしれません。