【高校野球】習志野が銚子商を完封!中原瑛心の初先発で名門対決を制す
習志野高校が銚子商を6-0で完封し、中原瑛心の初先発初完封で名門対決を制しました。

習志野が銚子商を完封!中原瑛心の初先発で名門対決を制す
2025年7月19日、千葉県総合で行われた第107回全国高校野球選手権千葉大会3回戦で、習志野高校が銚子商を6-0で完封し、2年ぶりの4回戦進出を果たしました。
序盤からの着実な得点
習志野は序盤から着実に得点を重ね、銚子商を圧倒しました。特に、3回戦では異例の5000人超えの観衆が詰めかけた注目カードを制し、小林徹監督は「千葉県の高校野球をリードしてきたチーム。ユニホームを見ても重み、熱量を感じる。特に夏の大会で銚子商業さんと当たるときには特別な感慨がある」と語りました。
中原瑛心の初先発初完封
今夏初登板の下手投げ右腕・中原瑛心(3年)は6安打完封を達成しました。120キロ前後の直球と変化球で凡打の山を築き、大観衆の前で堂々と投げ切りました。中原は「緊張して立ち上がりは難しかったが、後半は立て直せて投げられた」と安堵の表情を見せました。
制球力を磨き、最後の夏に背番号19を勝ち取る
昨秋はベンチ入りも、関東大会8強の今春はメンバー外だった中原ですが、制球力を磨き、最後の夏に背番号19を勝ち取りました。小林監督は「雑にならず、一球一球とても丁寧に投げていた」とねぎらいました。
2度目の全国制覇から半世紀
習志野は2度目の全国制覇を果たした1975年から半世紀の時が経ちます。19年夏以来の聖地へ、中原は「チームの勝利につながるようなピッチングをしていきたい」と視線を上げました。
甲子園の銀傘がアルプスまで!
28年に完成予定、拡張される銀傘の完成イメージも話題になりました。習志野と銚子商の名門対決は、今後も注目されることでしょう。