横浜高校、執念の継投で27連勝達成!村田監督の采配が光る/春季関東大会
横浜高校が浦和学院を3-2で下し、公式戦27連勝を達成。村田浩明監督の執念の継投策が勝利の鍵となった。

2025年5月21日、ノーブルホームスタジアム水戸で行われた春季高校野球関東大会第4日。横浜高校(神奈川)は浦和学院(埼玉)に3-2で競り勝ち、公式戦連勝記録を27試合に伸ばした。村田浩明監督(38)の執念の継投策が功を奏し、勝利を掴んだ。
執念の継投策
1-1の八回2死三塁の場面で、先発の織田翔希がカウント1-1となると、村田監督は2番手の片山大輔を投入。5球連続スライダーで空振り三振を奪い、危機を脱した。九回も1死二塁の場面で、カウント1-2で山脇を、カウント1-1で池田をマウンドに上げ、見事に逃げ切った。
捕手経験を活かした采配
村田監督は横浜高OBとして、成瀬善久や涌井秀章とバッテリーを組んだ経験を活かし、直球に対応してきた相手打線の意表を突く変化球を多用。変化球に強みのある3投手で勝負を決めた。
準決勝へ
24日の準決勝では、専大松戸(千葉)と対戦する。この日は犠打失敗や失策などのミスも出たが、村田監督は「反省して、もう一回(チームを)作っていきたい」と気を引き締めた。
横浜高校の全員野球が形になりつつある中、今後の活躍が期待される。