幕下・福崎の超肉体に医療班苦戦! 次世代横綱候補が語る「稽古への覚悟」
幕下力士・福崎が健康診断で両腕の太さに起因する採血エピソードを披露。18歳の超大型新人が語る稽古への厳しい姿勢と関取昇進への意欲に迫る。

規格外の肉体が招いた採血バトル
2025年8月21日、両国国技館で行われた力士健康診断で注目を集めた幕下・福崎(藤島部屋)。腕囲45cmを超える巨腕が仇となり、採血時に医療スタッフが悪戦苦闘する一幕が。右腕→左腕→右手の甲と3回の挑戦を経てようやく採血に成功した。
「普段の検診では針を4、5回刺すことも。今日は1回で済んだからラッキーでした(笑)」と苦笑いする福崎。その筋肉質な体躯は1日5食・8000kcalの食生活と鉄砲柱を使った特訓の賜物だ。
高校デビューの異例経歴
3月春場所で史上初の高校生幕下デビューを果たした福崎。デビュー後3場所で16勝をマークするも、自らを厳しく律する。
「兄弟子たちの突き押しは凶器みたいなもの。毎日『殺されるかも』と思いながら稽古してます」
関係者が語る「怪物」の素顔
藤島親方は「筋肉の質が常人と違う。稽古後も自主練する貪欲さが武器」と評価。同じ部屋の関取・明瀬山は「あの腕に巻かれたら呼吸できなくなる。早く自分より上の地位で取り組みたい」とライバル心を燃やす。
次世代エースの野望
現在体重158kg・身長192cmの体格をさらに磨き上げる福崎。「来場所中々の壁が待ってますが、まずは十両の吊り輪を目指して」と力強く宣言。その巨体から放たれる突き押しスタイルが大相撲界に新風を吹き込む日も近い。