炎鵬、99キロの壁を突破! 名古屋場所休場をバネに描く再起への覚悟
名古屋場所で左足剥離骨折により休場した炎鵬が、99キロの体重を公表。リハビリ中の稽古法や減量対策を明かし、秋場所へ向けた前向きな決意を語った。

傷病からの再起
炎鵬(伊勢ケ浜部屋)は21日、両国国技館で行われた健康診断で99キロの計測値を公表。名古屋場所7日目に左足剥離骨折を負い5番相撲から休場した経緯を振り返りつつ、「四股稽古は負担軽減メニューに変更し、上半身トレーニングで体幹強化に注力している」と現在のリハビリ状況を詳細に説明。
減量への挑戦
100キロの大台を割った体重について、炎鵬は「タンパク質中心の食事管理を徹底中。栄養士と連携した増量プランで、1日5食の摂取リズムを確立」と具体的な対策を開示。さらに「筋力維持のため水中トレーニングを導入し、関節への負荷を軽減しながら運動量を確保」していると新たなトレーニング法を明かした。
秋場所への展望
7場所連続休場からの復帰経験を踏まえ、「今回の挫折を技術革新の契機と捉えている。重心移動の改善や立ち合いの角度調整など、新たな相撲スタイルの構築に取り組んでいる」と前向きな姿勢を強調。リハビリ中の映像分析で得た気付きを「攻めの変化」へ昇華させる構想を熱く語った。
ファンへのメッセージ
「支えてくれる皆さんの声が心の支え。国技館の土俵で再び火花を散らす日まで、1日も早い復帰を目指して汗を流します」と力強く宣言。リハビリ経過を定期的にSNSで発信するなど、新たなファン交流策も展開中だ。