大相撲大阪場所:炎鵬が白星発進、レスリング元アジア王者に完勝
幕下復帰の炎鵬が白星発進!レスリング元アジア王者の欧山田に完勝した。

幕下復帰の炎鵬が白星発進「あとは土俵でやるだけ」レスリング元アジア王者の欧山田に完勝
元幕内の人気力士で、幕下に復帰した西 30 枚目の炎鵬(30=伊勢ケ浜)が白星発進を切った。2 日目の一番相撲で、東幕下 30 枚目の欧山田(25=鳴戸)を押し出した。前に出る意識で終始攻め抜き、「相手は何をしてくるか分からない。しっかり見て行けた。下に入って相手を起こすことができた。自分の土俵で取れた」。レスリングのフリースタイル 86 キロ級元アジア王者だった経歴を持つ相手に完勝した。
春場所に向けて順調に調整を重ねてきた。「1 日 1 日しっかりいい過ごし方をしてきた。自分としっかり向き合ってきた。あとは土俵でやるだけ」と意気込む。
幕下まで番付けを戻してきた今場所は、支度部屋周辺で十両以上の関取衆とすれ違うことも多い。「若い関取がずいぶん増えたと思うし、そのなかで同世代の力士が活躍しているのをみると自分の力になる。早く追い付きたい」。今場所、来場所でも大きく勝ち越せば、名古屋場所で再十両の可能性もある。まずは目の前の一番に集中する。
次に読むべきもの
元横綱白鵬こと宮城野親方が退職報道を強く否定。暴力問題による処分後、伊勢ケ浜部屋で再教育を受ける日々を語り、相撲界への意欲を新たにした。
二所ノ関一門が実施する若手十両力士の合同稽古に密着。佐渡ケ嶽親方の指導理念と、新様式稽古が生み出す相撲界の新風を現場の熱気と共に伝える。
元横綱白鵬の宮城野親方が退職報道を強く否定。伊勢ケ浜部屋での後進指導に注力する姿勢を明らかにし、師匠の旭富士親方も全面支持。逆境を成長の糧にした1年間を振り返る。
大関・大の里が千葉市での春巡業で横綱・豊昇龍や琴桜と計12番の稽古を実施。圧力ある相撲で手応えをつかみ、今場所へ向けた調整に弾みをつけた模様を詳細レポート。
大相撲の十両・琴栄峰が、同門のライバルたちと稽古を行い、本場所での対戦に向けて磨きをかけている。
大相撲の春巡業に合流した高安が、夏場所へ向けて強い意欲を示した。春場所で優勝同点の 12 勝を挙げた高安は、三役復帰が確実な夏場所に向けて、「失速しないようにしたい」と語った。
大相撲の宮城野親方が日本相撲協会を退職する意向であると報じられたが、本人はこれを否定した。部屋の再開が見込めない現状について心境を語った。