【春場所】新横綱・豊昇龍が連敗を阻止 翔猿を寄り切りで一蹴
大相撲春場所 6 日目、新横綱豊昇龍が幕内翔猿を退けて 4 勝目(2 敗)。前日の敗戦を挽回し、連敗を阻止した豊昇龍は「変化もしてくる相手。集中した」と語った。

【春場所】新横綱・豊昇龍が連敗を阻止 翔猿を寄り切りで一蹴
大相撲春場所 6 日目(14 日、大阪府立体育会館)、新横綱豊昇龍(25=立浪)が幕内翔猿(32=追手風)を退けて 4 勝目(2 敗)。左の上手を引いて胸を合わせると、一気に前へ出て力強く寄り切った。
前日 5 日目は平幕の千代翔馬(九重)の変化に屈して金星を初めて配給。この日も〝クセ者〟の翔猿が相手だったが、しっかり番付の違いを示して連敗を回避した。
取組後の豊昇龍は「(翔猿は)変化もしてくる相手。いろんなことをすると思って集中してやった。(前日の金星配給は)勝負だからしょうがない。変化を食った自分が悪い。今日はしっかり考えてやった」とうなずいた。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「左を取ってからは落ち着いていた」と分析した。
次に読むべきもの
元横綱白鵬こと宮城野親方が退職報道を強く否定。暴力問題による処分後、伊勢ケ浜部屋で再教育を受ける日々を語り、相撲界への意欲を新たにした。
二所ノ関一門が実施する若手十両力士の合同稽古に密着。佐渡ケ嶽親方の指導理念と、新様式稽古が生み出す相撲界の新風を現場の熱気と共に伝える。
元横綱白鵬の宮城野親方が退職報道を強く否定。伊勢ケ浜部屋での後進指導に注力する姿勢を明らかにし、師匠の旭富士親方も全面支持。逆境を成長の糧にした1年間を振り返る。
大関・大の里が千葉市での春巡業で横綱・豊昇龍や琴桜と計12番の稽古を実施。圧力ある相撲で手応えをつかみ、今場所へ向けた調整に弾みをつけた模様を詳細レポート。
大相撲の十両・琴栄峰が、同門のライバルたちと稽古を行い、本場所での対戦に向けて磨きをかけている。
大相撲の春巡業に合流した高安が、夏場所へ向けて強い意欲を示した。春場所で優勝同点の 12 勝を挙げた高安は、三役復帰が確実な夏場所に向けて、「失速しないようにしたい」と語った。
大相撲の宮城野親方が日本相撲協会を退職する意向であると報じられたが、本人はこれを否定した。部屋の再開が見込めない現状について心境を語った。