ロッテ・西川、楽天・宗山との“初ドラ 1 対決”に向けて意気込みを語る
ロッテのドラフト 1 位・西川史礁外野手が、楽天の同 1 位・宗山塁内野手との“初対決”に胸を躍らせている。両者は走攻守 3 拍子そろった同期生であり、新天地では同一リーグのライバルとして新人王を始め、幾多のタイトルを争っていくことになる。

ロッテ・西川、楽天・宗山との“初ドラ 1 対決”に向けて意気込みを語る
ロッテのドラフト 1 位・西川史礁外野手(21=青学大)が、楽天の同 1 位・宗山塁内野手(22=明大)との“初対決”に胸を躍らせた。開幕を 10 日後に控えた 18 日から、本拠地でチームとして迎え撃つとあり「楽しみですし、お互い良いプレーができるようにと思ってます」と期待感を募らせた。
ポジションこそ外野と内野で違うが、走攻守 3 拍子そろった同期生として高め合っていく。「負けないように頑張ろうと思ったら、また自分もより成長できるので、そういう面で凄くプラスかな」。昨春の侍ジャパン欧州代表戦のメンバーに大学生野手では宗山と 2 人だけ選出。当時は東都大学、東京六大学とリーグこそ違ったが、世代 No.1 プレーヤーとして意識はしてきた。新天地では同一リーグのライバルとしてまずは新人王を始め、幾多のタイトルを争っていくことになる。
目標の開幕スタメンへ、オープン戦も打率・364 と上々の滑り出しだ。特に広島・森下暢仁投手(27)との 14 日の初対戦では初球チェンジアップに空振りも、6 球目のチェンジアップを左二塁打。会心の開幕投手撃ちに「どういう軌道か聞いてましたし、1 球目スイングして 2 ストライクからのヒットにつながったかな」とキャンプからの練習に手応えをにしませた。
残り 5 試合のオープン戦が終了し、公式戦に突入すれば、厳しい攻め方になることは百も承知している。それでも持ち前のフルスイングは変わらない。「自分のやるべきことは常に攻め続けることなので、そこは引かずにどんどん攻めて。状態はいいですし、開き直ってやろうと思ってます」。ロッテ・井口資仁前監督の背番号 6 を継承した大型ルーキーは楽天・宗山との初対戦を経て、さらにスケールアップしていく。
次に読むべきもの
楽天の宗山塁は、5 球団競合の末に入団。春季キャンプで高い守備力を披露し、打撃でも非凡な能力を持っている。日本代表の井端弘和監督にも期待される逸材が、プロ野球でどのような活躍を見せるか注目だ。