大相撲春場所:琴桜が7勝目、カド番脱出へあと1勝
大相撲春場所 12 日目、琴桜が 7 勝目を挙げ、カド番脱出へあと 1 勝に迫った。九重審判長は「この一番が大事だった」と語った。

大相撲春場所 12 日目
初のカド番で臨む大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、関脇・大栄翔(追手風)を寄り切って、7 勝目を挙げた。「集中して取れた。しっかり攻められたと思う」と振り返った。 残り 3 日、カド番脱出へはあと 1 勝。「目の前の一番に集中して、つなげていけるように」と口にした。 幕内後半戦の九重審判長(元大関・千代大海)「執念で前に落ちないように、攻めすぎないように、大栄翔 の左右の動きに注意しながら立て直して攻め返して、しっかり 2 本差した。(勝ち越しが)見えてきた。この一番が大事だった」と語った。
次に読むべきもの
元横綱白鵬こと宮城野親方が退職報道を強く否定。暴力問題による処分後、伊勢ケ浜部屋で再教育を受ける日々を語り、相撲界への意欲を新たにした。
二所ノ関一門が実施する若手十両力士の合同稽古に密着。佐渡ケ嶽親方の指導理念と、新様式稽古が生み出す相撲界の新風を現場の熱気と共に伝える。
元横綱白鵬の宮城野親方が退職報道を強く否定。伊勢ケ浜部屋での後進指導に注力する姿勢を明らかにし、師匠の旭富士親方も全面支持。逆境を成長の糧にした1年間を振り返る。
大関・大の里が千葉市での春巡業で横綱・豊昇龍や琴桜と計12番の稽古を実施。圧力ある相撲で手応えをつかみ、今場所へ向けた調整に弾みをつけた模様を詳細レポート。
大相撲の十両・琴栄峰が、同門のライバルたちと稽古を行い、本場所での対戦に向けて磨きをかけている。
大相撲の春巡業に合流した高安が、夏場所へ向けて強い意欲を示した。春場所で優勝同点の 12 勝を挙げた高安は、三役復帰が確実な夏場所に向けて、「失速しないようにしたい」と語った。
大相撲の宮城野親方が日本相撲協会を退職する意向であると報じられたが、本人はこれを否定した。部屋の再開が見込めない現状について心境を語った。