宮城野親方が退職報道を一蹴「完全にない」 相撲協会処分後も奮闘続ける元横綱白鵬の現在地
元横綱白鵬こと宮城野親方が退職報道を強く否定。暴力問題による処分後、伊勢ケ浜部屋で再教育を受ける日々を語り、相撲界への意欲を新たにした。

退職報道への明確な否定
2025年4月10日、大相撲の宮城野親方(40)=元横綱白鵬=は伊勢ケ浜部屋での朝稽古後、報道陣の取材に応じた。週刊誌が報じた「退職意向」について「完全にない」と即答。「今月9日の文春オンライン報道も事実無根です」と断言し、相撲協会残留への強い意思を示した。
処分後の再出発
2023年に発覚した元幕内北青鵬の暴力問題では、師匠としての監督責任を問われ:
- 宮城野部屋の即時閉鎖
- 2階級降格処分
- 伊勢ケ浜部屋への転籍
現在は同部屋付きとして、師匠・伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の指導のもとで再教育を受けている。「想像以上の学びがあった。この1年が10年分の経験に匹敵する」と修行の成果を強調した。
部屋再興への道程
2025年3月の春場所後に行われた相撲協会理事会では:
- 部屋再開に関する具体的議論なし
- 継続的な指導状況の確認
- 処分解除に向けた審査継続
関係者によると「親方の真摯な姿勢が評価されつつある」との見方が強まっている。
今後の展望
宮城野親方は稽古後のインタビューで「弟子育成への情熱は衰えていない。相撲道に捧げた人生を無駄にしない」と力強く宣言。週刊誌報道を逆手に取り、自らの覚悟を改めて示す形となった。
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