Jリーグ新星・北原慎の驚異の才能!15歳で公式戦初スタメン、延長戦まで奮闘
15歳の新星・北原慎がJリーグ公式戦で初スタメンを飾り、延長戦まで奮闘。その落ち着きとテクニックが中田英寿や鎌田大地を彷彿させる。

2025年4月16日、ルヴァンカップ・1stラウンド2回戦でFC東京がRB大宮アルディージャを延長戦の末に3-1で下した。この試合で大きな注目を集めたのが、15歳9か月9日で公式戦初スタメンを飾った北原慎だ。
北原は3-4-2-1システムのシャドーを担い、16分には股抜きパスでファン・サポーターのため息を誘い、22分には長友佑都のパスから際どいシュートを放つなど、15歳とは思えない落ち着きとテクニックでチームに安定感をもたらした。
延長戦に入ると疲労の色が濃くなったが、それでもピッチを走り回り、交代する113分まで奮闘した。今季はJ1リーグ3節の名古屋グランパス戦で公式戦初のベンチ入りを果たし、4節の鹿島アントラーズ戦では83分から途中出場してJ1最年少出場記録(15歳7か月22日)を更新。
北原のプレーの落ち着きぶりは中田英寿を彷彿させ、柔らかいボールタッチで独自の空間を作り出す様は鎌田大地を連想させる。38歳のベテラン戦士・長友佑都や29歳の小泉慶らと同じピッチに立ち、彼らと淀みのない連係プレーを見せていた。
完成度は15歳当時の久保建英以上とは言わないまでも、間違いなく恐るべき才能の持ち主だ。今後の活躍に期待が寄せられる。