大阪桐蔭が14度目の優勝!中野大虎の力投で履正社に雪辱
大阪桐蔭が春季大阪大会で履正社を下し、14度目の優勝を果たしました。中野大虎の完投で勝利を掴みました。

大阪桐蔭の快進撃
2025年5月18日、GOSANDO南港野球場で行われた春季高校野球大阪大会の決勝戦で、大阪桐蔭が履正社を6-2で下し、2022年以来3年ぶり14度目の優勝を果たしました。
中野大虎の力投
阪神など7球団のスカウトが視察する中、プロ注目の主将・中野大虎投手(3年)が9回9安打2失点の完投勝利を挙げました。初回から四回まで毎回安打を許す苦しい立ち上がりでしたが、要所を締め、140球の力投で最後までマウンドを譲りませんでした。
打線の活躍
八回1死一、二塁の場面で、中野は左越え2点適時打をマークし、2点リードを広げました。「決勝で負けた悔しさを決勝でやり返そうと思っていた」と語る中野は、昨秋の大阪大会決勝で3-8で敗れた履正社に雪辱を果たしました。
名門の責務
今春は6年ぶりにセンバツ出場を逃した大阪桐蔭ですが、中野は「先輩たちがつないできてくれたものがある。自分たちも良い成績をつなげる気持ちでやっている」と、名門の主将とエースの責務を担いました。長い冬を越え、結果で強さを示しました。
西谷監督のコメント
西谷浩一監督(55)は「近畿大会でも勉強して、夏に挑戦したい」と語り、夏の大阪大会でも頂点をつかむべく、研さんを積んでいくことを明らかにしました。