安青錦、初の大関戦で琴桜に惜敗

2025年5月21日、東京・両国国技館で開催された大相撲夏場所11日目。東前頭9枚目の安青錦（あおにしき、安治川）が大関・琴桜との初対戦に挑んだが、小手投げで敗れ、3敗目を喫した。

試合の流れ

安青錦は低い当たりから琴桜を引かせ、土俵際まで追い込むという好機を掴んだ。しかし、あと一押しが届かず、琴桜に反撃を許してしまった。安青錦は切り替えて下手投げを試みたが、もつれながら小手投げを打ち返され、わずかに早く土俵に落ちた。

選手のコメント

ウクライナ出身の21歳、安青錦は新入幕から2場所目で初めての大関戦を経験。試合後、「止まったらダメ。負けたので良くなかった」と悔しさをにじませた。2連敗でトップの大の里とは3差に開き、初の賜杯が遠のいた。

今後の展望

安青錦は支度部屋で悔しさを滲ませつつも、次の試合に向けて気持ちを切り替えることを誓った。今場所の残りの試合でどのような活躍を見せるか、ファンの期待が高まっている。

夏場所の注目点

大相撲夏場所は毎年熱戦が繰り広げられるが、今年も多くの注目を集めている。安青錦のような若手力士の活躍や、琴桜のような大関の強さが、場所の盛り上がりをさらに高めている。

関連情報

• 夏場所の番付＆星取表
• スポーツ報知の最新ニュース

今後の試合結果や選手の動向に注目だ。