ブルンジの新星ナヒマナがWTAツアーで初勝利、セバストワが苦戦の末に逆転勝利 [WTAラバト/テニス]
24歳のサダ・ナヒマナがWTAツアー本戦で初勝利を挙げ、ブルンジ人選手として歴史に名を刻む。元世界11位のアナスタシア・セバストワは苦戦の末に逆転勝利を収めた。

ナヒマナの初勝利
24歳のサダ・ナヒマナ(ブルンジ)がWTAツアー公式戦「ラーラ・メリヤム王女殿下グランプリ」(WTA250/モロッコ・ラバト)の女子シングルス1回戦で、ワイルドカードで出場した19歳のアヤ・エル アオウニ(モロッコ)を6-3 6-2で退け、ツアーレベルの初勝利を挙げた。ナヒマナは第1セットをワンブレーク差で先取し、第2セットでは4-0から4-2に追い上げられたものの、続く2ゲームを連取して1時間24分で記念すべき勝利を決めた。
セバストワの逆転勝利
一方、21歳のヤスミン・カバジ(モロッコ)は同じくワイルドカードを得て参戦した元世界11位のアナスタシア・セバストワ(ラトビア)から第1セットを先取したが、2時間48分に渡る激闘の末に7-5 4-6 5-7で競り負け、大会初勝利を逃した。セバストワは2023年の末に産休から復帰したが、翌年3月にオースティン(WTA250/ハードコート)の準々決勝で左膝を負傷してふたたび戦線離脱を余儀なくされ、4月に公式戦でのプレーを再開して今季4大会目に臨んでいる。
その他の試合結果
そのほかの試合ではカミラ・ラヒモワ(ロシア)、19歳のマヤ・ジョイント(オーストラリア)、アランチャ・ラス(オランダ)、マリア・マテアス(アメリカ)、アリョーナ・ボルソバ(スペイン)が2回戦に駒を進めた。第6シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)はボルソバに6-3 1-6 2-6で逆転負けを喫し、初戦で姿を消した。