アニシモワ、燃え尽き症候群を乗り越えウィンブルドン準決勝へ!6年ぶりの快挙
アマンダ・アニシモワが燃え尽き症候群から復帰し、ウィンブルドンで6年ぶりに準決勝進出を果たす。

アニシモワの復活劇
23歳のアマンダ・アニシモワが、ウィンブルドン女子シングルス準々決勝で世界ランク50位のアンナ・パブリュチェンコワを6-1, 7-6 (11-9)のストレートで下し、同大会初のベスト4進出を果たしました。これは四大大会で約6年ぶり2度目の準決勝進出となります。
試合のハイライト
アニシモワはファーストサービス時に68%の確率でポイントを獲得し、リターンゲームでは4度のブレークに成功。試合を通じて26本のウィナーを決め、最後はタイブレークを制して4強入りを決めました。
燃え尽き症候群からの復帰
2023年5月から燃え尽き症候群により活動を休止していたアニシモワは、2024年シーズンから活動を再開。四大大会で4強入りするのは2019年6月の全仏オープン以来、約6年ぶり2度目のことです。
試合後のコメント
アニシモワは試合後の会見で、活動休止について次のように語りました。
「活動休止は最善のことではなかったかもしれない。でも人生とキャリアにおいて、自分の立ち位置をリセットするために必要なことだったと思う。自分のためには、ある意味やらなきゃいけないことだった」
「活動休止から戻ってきて、すべてが順調だったわけではない。確かに浮き沈みはあったし、ライフスタイルに慣れることや、このレベルのアスリートでいることに慣れることも大変だった。簡単なことではない」
準決勝の対戦相手
勝利したアニシモワは準決勝で第1シードのアリーナ・サバレンカと対戦します。サバレンカは準々決勝で世界ランク104位のレア・シゲムントを下して勝ち上がりました。