吉井裕鷹がBリーグで飛躍の年を振り返る:三遠ネオフェニックスの成長と今後の展望
吉井裕鷹が三遠ネオフェニックスでの活躍とBリーグでの成長を振り返り、今後の目標を語る。

2025年シーズン、三遠ネオフェニックスの吉井裕鷹はBリーグで飛躍の年を迎えた。セミファイナルで琉球ゴールデンキングスに惜しくも敗れたが、吉井はチームの中心選手として活躍し、自身のスキルを大きく向上させた。
セミファイナルでの奮闘
三遠ネオフェニックスはセミファイナルで琉球ゴールデンキングスと対戦。ゲーム1を87-85で制したものの、ゲーム2では大黒柱の佐々木隆成が序盤に負傷退場し、終盤に逆転を許した。琉球の松脇圭志による劇的なブザービーターにより、オーバータイムに持ち込まれ敗戦。ゲーム3も競り負け、ファイナル進出を逃した。
吉井裕鷹の活躍
吉井は今シーズン、三遠に移籍し中心選手の地位を確立。セミファイナルでは1年前にベンチから見ていた相手に対し、タフなディフェンスと3ポイントシュートで奮闘。チャンピオンシップでは5試合で平均出場時間32.22分、14.6得点、3.4リバウンド、2.0アシスト、1.6スティール、3ポイントシュート成功確率48.5%の大活躍を見せた。
今後の目標
吉井は「良いシーズンだったが、プロの世界は結果がすべて」とシーズンを総括。しかし、「学びになるシーズンでした」と大きな収穫を得たことを強調。来シーズンに向けて、これまでの経験を基にさらに成長を目指す意欲を見せている。
三遠ネオフェニックスは今シーズン、中地区優勝を達成し、昨シーズンからのステップアップを果たした。吉井の活躍がその原動力となり、今後のチームのさらなる成長が期待される。