阪神・門別啓人、1軍合流でDeNA戦に備える!6月4日日本ハム戦での凱旋登板も視野に
阪神の門別啓人投手が1軍に合流し、28日のDeNA戦に向けて準備中。6月4日の日本ハム戦での凱旋登板も期待されています。

阪神・門別啓人投手(20)が26日、1軍に合流しました。甲子園での投手指名練習に参加し、28日のDeNA戦に備えています。1、2軍含めて、甲子園での先発登板は自身初となります。北海道出身の3年目左腕は6月4日の日本ハム戦(エスコン)での凱旋登板に向けても結果を出すことを目指しています。
甲子園での初体験
甲子園の大観衆の前で、真新しいマウンドに歩を進める門別投手。初めての体験に胸を膨らませた彼は、「楽しみではあります」と語りました。
1軍合流と調整
8日に再調整のため出場選手登録を抹消されていた門別投手ですが、この日、1軍に合流。ブルペンでの投球とは別に、甲子園のマウンドに立ち、傾斜や土の感触を確かめるように30球を投じました。
初の甲子園先発
意外にも1軍、ウエスタン・リーグを通じて、甲子園での先発は初めてです。1軍では昨年4月19日の中日戦で1度経験しましたが、7点リードの九回に登板して1イニングを無得点に抑えたのみでした。
今後の展望
降格後、2度の2軍戦では7回を投げてきた門別投手。「イニングが増えていくごとに球速が落ちることもなかった」と自信を見せています。1試合の投球回はプロ初勝利を挙げた4月6日の巨人戦(東京ドーム)での5回⅔が最長でしたが、リリーフ陣の負担を軽減させるのも先発として大事なポイントです。
凱旋登板への意欲
結果を出せば北海道での凱旋登板が待っています。「投げたいなというのがあるので、次は頑張らないといけない」と意気込みを語りました。順調であれば次々回登板は6月4日の日本ハム戦になります。昨年3月2日に当時の岡田監督の配慮で日本ハムとのオープン戦で登板し、4回1失点。大応援団がスタンドに駆けつけてくれたことを思い出し、故郷に錦を飾りたいと強く願っています。このチャンスを逃さないよう、全力を尽くします。