元横綱白鵬・宮城野親方の退職理由とその影響
元横綱白鵬の宮城野親方が日本相撲協会を退職。その背景と影響を詳しく解説。

宮城野親方の退職決定
2025年6月2日、日本相撲協会は東京・両国国技館で臨時理事会を開き、元横綱白鵬の宮城野親方(40)の退職届を9日付で受理することを決定しました。協会側は今年11月の九州場所後の部屋再開を提案し、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)らが何度も慰留したものの、宮城野親方の退職の意思は固かったとされています。
退職の背景
宮城野親方は引退時から協会ににらまれており、そのストレスが退職の一因とされています。特に、現役後期の荒々しい取り口や観客に万歳三唱を求めるなどの独善的な行為が問題視されました。協会からは「先輩の言うことを聞き業務を誠実に行う」「ルールやマナーを逸脱する言動をしない」との誓約書を提出するよう求められました。
師匠としての活動
師匠になってからは知名度と抱負な資金を生かし、有望な新弟子を次々に獲得しましたが、他の部屋からの“強奪”例もあり、その手法が批判を浴びました。部屋閉鎖から1年が経ち、旧宮城野部屋の力士は半減しました。協会に残っていたとしても、師匠としての成功や協会理事長となる夢は極めて厳しくなったとされています。
今後の展望
関係者によると、宮城野親方は今後アマチュア相撲に関心を寄せているとのことです。新たな「夢」が花開くことを祈りたいと思います。
(デイリースポーツ・山本鋼平)