ラグビーリーグワン2部 花園近鉄、向井昭吾ヘッドコーチ退団と新たな挑戦
ラグビーリーグワン2部の花園近鉄が向井昭吾ヘッドコーチの退団を発表。今季の入替戦敗退を経て、新たなスタートを切る。

ラグビーリーグワン2部の花園(旧近鉄)は、2025年6月3日、向井昭吾ヘッドコーチ(HC、63歳)の退団を正式に発表しました。向井HCは2シーズンにわたりチームを指揮し、昨季の2部降格後もチームを率いてきましたが、今季の入替戦で三重(旧ホンダ)に連敗し、1部復帰を果たせませんでした。
向井HCのコメント
向井HCは退団に際し、以下のようなコメントを発表しました。
「今回、志半ばでチームを去ることは心苦しい判断でしたが、家庭の事情によりチームを離れることになりました。チームに合流した際、『ライナーズを強くする』『日本代表を1人でも多く輩出する』『ダンディな人を創る』という志でチーム作りに励んできました。この方向性はライナーズとして間違っていないと信じています。現在、ライナーズは若い選手が多く、チームは発展途上です。ライナーズはこれからもっともっと強くなると信じています。ファンの皆さまや関係者の方々には、どの試合にも寄り添って叱咤激励を頂き、その声は私たちチームの力になりました。私はこれでライナーズを去りますが、今後ともライナーズへのあたたかい声援を届けて頂けたら幸いです。最後に、2年間という短い時間ではありましたが、本当にあたたかいご支援、ご声援をありがとうございました。」
その他の退団者
向井HCのほか、トウタイ・ケフFWコーチ、ジョン・マルビヒルBKコーチ、ニコラス・ヘンズリーDFコーチ、今里良三アドバイザーらの退団も発表されました。
今後の展望
花園近鉄は、今季の入替戦敗退を経て、新たなスタートを切ることになります。若手選手が多く、チームは発展途上であり、今後の成長が期待されています。ファンや関係者の皆様のご支援をいただきながら、さらなる高みを目指していきます。