大相撲の両横綱、豊昇龍と大の里が7日、愛知県扶桑町の境川部屋で出稽古を行いました。この日は猛暑の中、両者が4番続けて相撲を取り、豊昇龍が3勝1敗と優勢に立ちました。

出稽古の様子

豊昇龍は右すくい投げや土俵際での逆転、鋭い寄りなど、持ち味を存分に発揮しました。一方、大の里は本場所で3連敗中と苦手の豊昇龍を攻略できず、内容は満足のいくものではなかったと振り返りました。

両者のコメント

豊昇龍は「新横綱の場所は大変だから頑張ってほしい」と先輩横綱としての貫禄を見せつけました。大の里は「内容は全然良くなかったが、稽古できて良かった」と前向きに受け止めました。

名古屋場所への期待

名古屋場所（13日初日・IGアリーナ）まで1週間を切り、両横綱の対決に熱気が高まっています。4年ぶりに番付の東西に横綱が並び、今場所の行方に注目が集まります。

稽古の意義

出稽古は互いの部屋到着までは予定を知らなかったということで、本場所さながらの激しい内容でした。稽古を通じて、両者がさらに成長し、名古屋場所での活躍が期待されます。