【高校野球】八幡商、14安打14点で初戦突破!脇坂航大、天国への祖父へ14年ぶりの甲子園切符
八幡商が14安打14点で初戦を突破。脇坂航大が祖父への思いを胸に、14年ぶりの甲子園切符を手にしました。

八幡商、14安打14点で初戦突破
第107回全国高校野球選手権滋賀大会の1回戦が8日、マイネットスタジアム皇子山で行われ、八幡商が14安打14点で石部・信楽を5回コールドで下し、初戦を突破しました。八幡商は春夏合わせて14度の甲子園出場を誇る強豪校で、今回はその実力を遺憾なく発揮しました。
脇坂航大、祖父への思いを胸に
主砲の脇坂航大左翼手(3年)は、3回まで2打数無安打と苦しんでいましたが、4回に右前に力強い打球を放ち、待望の一打を記録しました。昨年10月に祖父が亡くなり、その祖父への思いを胸に、「最後の夏、見に来てほしかった。だからこそ絶対甲子園です」と固い決意を口にしました。
石部・信楽、沖雄帆の個性的なスタイル
石部・信楽の沖雄帆投手(3年)は、1番・投手で連合チームを率いましたが、3回7失点で降板。4回からは捕手として存在感を放ちました。SNSではその個性的なスタイルが話題となりましたが、沖は「みんなと楽しくやれて良かった」と晴れやかな表情を見せました。
八幡商の次の試合に注目
八幡商は今回の勝利で勢いに乗り、次の試合でもその強打を発揮することが期待されます。脇坂航大を中心とする打線が、さらなる活躍を見せるか注目が集まっています。