千葉黎明、館山キャンプで実戦特訓スタート!「今ありて」が響く仮想・甲子園
第97回センバツ高校野球大会の代表校である千葉黎明が、館山市での4日間のキャンプをスタート。本番を見据えて実戦モードに突入する。

千葉黎明、館山キャンプで実戦特訓スタート!「今ありて」が響く仮想・甲子園
第97回センバツ高校野球大会(3月18日開幕・甲子園)の代表校に選出され、春夏通じて初の甲子園出場となる千葉黎明が22日、千葉・館山市内で4日間のキャンプをスタートさせた。本番を見据えて実戦モードに突入する。練習の合間には球場内に、谷村新司さん歌唱のセンバツ大会歌「今ありて」が響き渡った。主将の山本大我遊撃手(2年)は館山キャンプのテーマについて、こう説明した。「甲子園と同じように、普段とは違う環境の中で、どれだけ自分たちの野球がやれるか、です。チーム全体が甲子園で試合をするために、一体感が生まれるような合宿にしていきたいと思っています」昨秋は千葉県大会1位、関東大会4強の好成績を残し、創部102年目で悲願の甲子園へたどり着いた。堅守と果敢な走塁には定評がある。拓大紅陵では甲子園に2度出場し、明大でも正捕手を務め、日産自動車、JFE 東日本でも都市対抗を経験した中野大地監督(38)の目指す野球が、ナインに浸透している。この日はゲーム形式のノックに加え、6イニング制の紅白戦を3試合こなした。中野監督は「ゲームに慣れて、試合感覚を回復させたい。明日以降は実戦で出た課題をつぶす練習に入っていきたい」と語った。3月上旬にはセンバツのベンチ入りメンバーが決まる見通し。今キャンプでの動きも重要な判断材料になる。南房総の強烈な太陽光線のもとで、聖地を見据え牙を研ぐ。
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