兵庫大会2025:東洋大姫路の無敗記録と報徳学園の連覇目指す熱戦
2025年兵庫大会では、無敗の東洋大姫路が筆頭に立ち、報徳学園が連覇を目指す。新井瑛太らの活躍も注目される熱戦が展開される。

東洋大姫路の無敗記録
昨秋から県内公式戦で無敗を続ける東洋大姫路が、今大会でも筆頭に立っている。右腕の木下鷹大を中心に、春の県大会では5試合でわずか2失点と堅守を見せている。高畑知季や見村昊成ら中軸の打線も鋭く、投打ともに充実した戦力を誇る。昨秋の主戦右腕である阪下漣がけがから復帰すれば、さらに戦力が増すことだろう。
報徳学園の連覇目指す
昨夏の兵庫大会で優勝した報徳学園は、連覇を目指して追い上げている。最速143キロの岡田壮真ら3左腕を擁し、昨春の選抜大会で準優勝を経験した二遊間の山岡純平と橋本友樹が攻守の要となる。
その他の注目チーム
春の県大会で5試合59安打と強力打線を誇る神戸国際大付や、同3位の明石商も上位を狙っている。最速150キロ超の「二刀流」新井瑛太がいる滝川や、昨秋の県大会準優勝の神戸学院大付、4強の三田学園なども上位を目指して熱戦を繰り広げる。
展望
今大会は、東洋大姫路の無敗記録が続くか、報徳学園が連覇を果たすか、あるいは新たな強豪が台頭するか、注目が集まる。各チームの熱い戦いが期待される。(原晟也)