中日の39歳右腕・涌井秀章、ストレートの威力で復活の兆し!セ・パ交流戦での活躍に注目
中日ドラゴンズの39歳右腕・涌井秀章が、セ・パ交流戦で復活の兆しを見せている。ストレートの威力と高い制球力が健在で、今後の活躍が期待される。

2025年のプロ野球シーズン、セ・パ交流戦が始まり、新たなスター選手たちが注目を集める中、中日ドラゴンズの39歳右腕・涌井秀章が密かに復活の兆しを見せている。涌井は2022年オフに楽天から加入し、昨年までの2年間は苦戦を強いられていたが、今シーズンは二軍での好成績を経て一軍に昇格。4月29日の阪神戦で今季初登板を飾り、6回1失点の好投で初勝利をマークした。
その後も涌井は3試合連続で6回以上を投げ切り、自責点3以内のクォリティースタートを達成。5月24日に一度登録抹消されたものの、6月3日のソフトバンク戦では5回途中4失点で負け投手となったが、29イニングで防御率2.48という立派な成績を残している。
涌井のストレートはまだまだ140キロ台後半をマークし、ボールの力は十分。高い制球力で内角を攻める姿勢も健在で、この状態を維持できれば、2年ぶりの100イニング登板も期待できる。
また、リリーフ投手ではヤクルトの石山泰稚と広島の中崎翔太が復活の兆しを見せている。石山は開幕から8試合連続で1イニングを三者凡退に抑え、11試合連続無失点と抜群のピッチングを披露。5月7日の広島戦では2本のホームランを浴びて負け投手となったものの、その後も5試合連続で無失点と好調を維持している。
中崎翔太も同様に、苦しいチーム状況の中でも数少ない明るい材料として期待がかかる。今後の活躍に注目が集まるベテラン選手たちの動向は、プロ野球ファンにとって見逃せないポイントとなっている。