サムソノヴァ、3時間21分の死闘を制しベルリン テニス オープンでベスト8進出
リュドミラ・サムソノヴァが3時間21分の死闘を制し、ベルリン テニス オープンでベスト8進出を果たしました。

ベルリン テニス オープン 女子シングルス2回戦
2025年6月18日、ベルリン テニス オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)の女子シングルス2回戦で、世界ランク20位のリュドミラ・サムソノヴァが第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-7 (8-10), 7-5, 7-6 (7-5)の3時間21分に及ぶ死闘の末に逆転で破り、4年ぶり2度目のベスト8進出を果たしました。
サムソノヴァの活躍
26歳のサムソノヴァは、同大会に5年連続5度目の出場。2021年には優勝を飾っています。前週のリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)では初戦敗退となっていたサムソノヴァですが、今大会では1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク57位の大坂なおみを3-6, 7-6 (7-3), 6-4の逆転で破り、2回戦に駒を進めました。
ペグラとの激闘
昨年の同大会覇者で世界ランク3位のペグラとの顔合わせとなった2回戦、サムソノヴァは第1セットで5度のセットポイントを逃がし先行されます。それでも第2セット、両者キープを続け迎えた終盤の第11ゲームでサムソノヴァはブレークを奪い1セットオールに追いつきます。そしてファイナルセット、サムソノヴァは第10ゲームで相手に2度のマッチポイントを握られるもこれを凌ぐと、最後はタイブレークをものにし、3時間21分の死闘を制しました。
準々決勝へ
勝利したサムソノヴァは準々決勝で世界ランク13位のアナスタシア・アニシモワ(アメリカ)と同25位のマグダレナ・フレッチ(ポーランド)の勝者と対戦します。
[出典: tennis365.net]