山田哲人の復活に向けた挑戦――真中満臨時コーチが語る成功の鍵
ヤクルトの山田哲人が新シーズンに向けて体調を整え、復活を目指す。真中満臨時コーチがその展望と期待を語る。

山田哲人の復活に向けた挑戦
ヤクルトスワローズの山田哲人は、2025年シーズンに向けてキャンプ初日から順調に調整を続けている。今シーズンはプロ15年目を迎え、7月には33歳となる。過去にトリプルスリーを3度達成した彼だが、ここ数年はケガに悩まされ、本来の力を発揮できていない。
真中満臨時コーチの期待
第2クールからは球団OBの真中満臨時コーチが合流。真中コーチは、山田の復活に向けて以下のように語っている。
- コンディションの重要性: 「彼もここ2、3年、本人としては納得のいかない数字だと思う。身体的にも体調的にもうまく調整してきたということなので、身体が盤石ならある程度の数字は残せると思っている。」
- ケガの影響: 「ちょっと足を痛めたりすると、バッティングとかに影響してしまう。小さなケガもないようになればいいと思う。」
過去の成績と今シーズンの目標
2022年は130試合に出場して23本塁打を放ったが、打率.243、10盗塁に終わった。2023年は.231、14本塁打、4盗塁、昨季は.226、14本塁打、1盗塁と、過去の成績に比べて物足りない数字が並んだ。
真中コーチは、今シーズン山田に期待する数字として「2割7~8分の30本近くは目指してほしいなと思います」と語っている。また、盗塁に関しては「数字的には彼もそこまで気にしていないと思う」とし、打席での勝負強さに期待を寄せている。
チームのスローガンと期待
チームは今シーズンのスローガンに「捲土重来」を掲げた。山田が元気にグラウンドで暴れ回れれば、強いヤクルトが戻ってくるはずだ。
[文:別府勉]
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