大相撲春場所:新横綱豊昇龍黒星発進、琴櫻も敗れ波乱幕開け
大相撲三月場所初日、新横綱豊昇龍と大関琴櫻が敗れ波乱の幕開けとなった。ネット上では2人の“共通項”が指摘されている。

大相撲三月場所(春場所)が 9 日にエディオンアリーナ大阪で初日を迎え、新横綱に昇進した豊昇龍(立浪)は小結・阿炎(錣山)に突き出しで敗れ、いきなり土俵を割ってしまった。今場所カド番の大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽)も若元春(荒汐)に寄り切られて黒星となり、波乱の幕開けとなった。
ネット上のファンは 2 人の“共通項”を発見。「やらかしたな」「深刻かも」など、不安の声が広がっている。
【動画】「やらかしたな」「腰が高い」 豊昇龍がまさかの“電車道”で突き出された映像
何もできなかった。結びの一番で張り差しを狙った豊昇龍。だが左おっつけで前に出た阿炎の前に上体が起き、一気に“電車道”で突き出された。土俵下で唇をかみ、軽く首をひねるばかり。場内は悲鳴と歓声に包まれた。
新横綱の初日に起きた大波乱にネット上のファンは驚き。「あっさり負けちゃって大丈夫かな」「ウッソだろ」「初日から試練だね」「やらかしたな」「立合いからミスったかな」「先が思いやられますな」といった声が上がった。
その 2 番前、綱取りがかかった初場所でまさかの負け越しを喫し、カド番で今場所を迎えた琴櫻は若元春に完敗。四つに組んだものの、体勢を悪くして寄り切られた。ライバル関係にあるとされる 2 人が揃って敗れた形。ネット上のファンは「琴櫻 腰高すぎやろ」「力が脚に伝わってない感じ」「豊昇龍と琴櫻 2 人とも立合いで腰が高いんだよ」「初日の立合いってフワッといきがちだけど上体が立ってる」など“荒れる春場所”を演出してしまった 2 人の敗因を指摘していた。
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