大の里が大相撲の歴史を変えた!大学卒業力士として52年ぶりの横綱昇進
大の里が大学卒業力士として52年ぶりに横綱に昇進し、大相撲界の歴史を塗り替えた。彼のスピード出世の背景と大卒力士への風当たりについて詳しく解説。

大の里の横綱昇進が意味するもの
2025年5月29日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で、大の里(本名:中村泰輝、24歳、石川県出身)が75代横綱に昇進した。大の里は日本体育大学を卒業して入門した力士で、大学卒業力士としての横綱昇進は、同じ石川県出身の54代横綱・輪島以来、52年ぶり2人目の快挙である。
大卒力士への風当たり
1973年夏場所で輪島が横綱昇進を決めた当時、大学相撲出身の力士は幕内37人中、輪島と豊山(のち小結、東京農業大出身)の2人しかいなかった。当時の大相撲界では、中学卒業と同時に入門する「中卒たたき上げ」が主流だった。
しかし、平成以降、大学相撲を経て入門する力士が急速に増加。大の里が横綱昇進を決めた2025年夏場所では、幕内42人中16人が大卒力士となっている。
大卒力士のスピード出世
大の里は初土俵からわずか13場所で横綱に昇進し、そのスピード出世が注目を集めた。彼は大学時代からその実力を認められており、入門後もその力を発揮し続けた。
大卒力士の未来
大の里の成功は、大卒力士が横綱になる可能性を示した。彼の活躍により、大卒力士への風当たりが緩和され、今後さらに多くの大卒力士が大相撲界で活躍することが期待される。
結論
大の里の横綱昇進は、大相撲界にとって大きな転機となった。彼の成功は、大卒力士が大相撲界で活躍する道を開き、新たな歴史を刻むことになるだろう。